興福寺は、奈良県奈良市にある法相宗(ほっそうしゅう)の大本山で、奈良を代表するお寺の一つです。藤原氏の氏寺(うじでら)として栄え、現在は「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されています。
宗派:法相宗(ほっそうしゅう)
本尊:釈迦如来(しゃかにょらい)〔中金堂〕
所在地:奈良県奈良市登大路町48番地
創建:起源は669年、現在地への移転は710年(平城遷都の頃)
歴史
669年 藤原鎌足の妻・鏡王女が京都の山科に「山階寺(やましなでら)」を建立したのが始まりです。
710年 藤原不比等によって平城京(奈良)へ移され、「興福寺」と呼ばれるようになりました。
奈良時代~平安時代 藤原氏の保護を受け、東大寺と並ぶ大寺院として発展しました。
1180年 平重衡による「南都焼討」で大部分を焼失しましたが、その後復興されました。
現代 中心伽藍の中金堂は長年失われていましたが、2018年に再建されました。
見どころ・特色
① 五重塔
興福寺のシンボルです。高さ約50mの壮大な塔で、日本を代表する木造塔の一つです。
② 中金堂
興福寺の中心となるお堂で、本尊の釈迦如来が安置されています。2018年に創建当初の姿を参考に再建されました。
③ 国宝館
興福寺最大の見どころともいわれます。多くの国宝仏像が展示されています。
④ 阿修羅像
国宝館にある奈良時代の傑作仏像です。三つの顔と六本の腕を持つ姿で、日本で最も有名な仏像の一つです。
⑤ 北円堂・南円堂
藤原氏ゆかりの重要な建物で、美しい八角円堂として知られています。特に南円堂は西国三十三所第9番札所です。
五重塔や中金堂などの壮大な建築だけでなく、阿修羅像をはじめとする数多くの国宝仏像があり、日本の仏教美術を代表するお寺です。
新薬師寺は、奈良市にある奈良時代創建の古刹で、「薬師如来」と「十二神将」で特に有名なお寺です。国宝の本堂と迫力ある仏像群が見どころです。
山号:日輪山(にちりんざん)
宗派:華厳宗(けごんしゅう)
「秋篠山 西大寺」とは、奈良県奈良市にある 西大寺(さいだいじ) のことで、古くは山号を 秋篠山(あきしのさん) と呼びました。現在は 勝宝山(しょうほうざん) を山号としています。
所在地:奈良県
宗派:法相宗(ほっそうしゅう)の大本山
本尊:薬師三尊(やくしさんぞん)
中央:薬師如来
左右:日光菩薩・月光菩薩
所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
世界遺産:「古都奈良の文化財」の構成資産の一つ
奈良を代表するお寺の一つで、中国(唐)から来日した高僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が開いた寺院です。日本に正しい戒律(僧侶の守るべき規則)を伝えたお寺として知られています。
所在地:奈良県奈良市五