出雲路山 豪摂寺(ごうしょうじ)

出雲路山・毫摂寺(ごうしょうじ)は、福井県越前市にある 真宗出雲路派の本山 で、本尊は 阿弥陀如来、創建は 1233年(天福元年) に遡ると伝わる寺院です。

正式名称:出雲路山 毫摂寺(ごうしょうじ)

宗派:真宗出雲路派(浄土真宗系)

本尊:阿弥陀如来

所在地:福井県越前市清水頭町2-9

創建:1233年(天福元年)に親鸞が京都・出雲路に草創したと伝わる
 ※実質的な開山は覚如の弟子・乗専とされる

毫摂寺は、親鸞が京都・出雲路に草庵を結んだことに始まると伝えられます。その後、戦乱や寺勢の変遷により、
1338年に越前へ移転、さらに 1596年(慶長元年)に現在地へ再興 されました。

江戸時代には一時 天台宗・青蓮院の院家 となり、門主は花山院家の猶子となるなど、格式の高い寺院として発展しました。

明治期に火災で堂宇を失いましたが、1884年(明治17年)に阿弥陀堂・御影堂が再建され、現在の姿となっています。

見どころ・特色
1. 広大で整然とした伽藍
阿弥陀堂(1884年再建)

御影堂(1884年再建)

阿弥陀堂門・御影堂門(1811年建立)

鐘楼・経蔵(1811年建立)
これらが整然と並び、真宗十派本山の風格を感じられます。

2. 文化財の宝庫
光明号本尊(市指定文化財):南北朝時代の貴重な仏画

隻袖阿弥陀如来像(非公開)

ヤマモミジ(市指定天然記念物)

3. 「五分市本山」としての歴史的存在感
周辺の五分市は、毫摂寺の門前町として発展し、地域文化の中心として栄えました。

4. 親鸞ゆかりの寺としての深い信仰
親鸞の影像を祀る御影堂や、歴代住職の系譜が続く本山として、真宗出雲路派の精神的中心地となっています。

毫摂寺は、
親鸞ゆかりの古刹であり、越前に根ざした真宗文化の中心。
歴史的建造物が多く残り、静かで荘厳な雰囲気の中に、長い信仰の歴史が息づいています。

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