高岡山瑞龍寺(富山県高岡市)は、加賀藩前田家ゆかりの曹洞宗寺院で、山門・仏殿・法堂の三棟が国宝に指定される北陸屈指の名刹です。
本尊は釈迦如来、脇侍に文殊菩薩・普賢菩薩が安置されています。
宗派:曹洞宗
山号:高岡山(揮毫は黄檗宗の隠元禅師)
所在地:富山県高岡市関本町35(高岡駅から徒歩約10分)
創建:加賀藩2代藩主・前田利長の菩提を弔うため、3代藩主・前田利常が建立。
造営は正保年間から寛文3年(1663)まで約20年を要した。
国宝指定:山門・仏殿・法堂(平成9年指定)
本尊と祀られる諸尊
本尊:釈迦如来(仏殿内、総欅造の須弥壇に安置)
脇侍:文殊菩薩・普賢菩薩
烏瑟沙摩明王(トイレの守護神):本来は東司に祀られていたが、火災後は法堂に安置。衣の極彩色が残る。
韋駄天立像:県指定文化財。大庫裏正面に祀られ、足の速い守護神として知られる。
伽藍の特徴
瑞龍寺は中国禅宗寺院の形式を忠実に再現した江戸初期の禅宗建築の代表作。
総門 → 山門 → 仏殿 → 法堂が一直線に並ぶ厳格な配置
左右に禅堂と大庫裏、全体を回廊で囲む整然とした構成
造営は名工・山上善右衛門嘉広が担当
仏殿の鉛瓦は総重量47トンで、火縄銃の弾に換算すると約250万発分に相当。
高岡城廃城後、城郭的役割も担った可能性があるとされる。
見どころ・特色
国宝の三棟(山門・仏殿・法堂)
木組みの美しさ、禅宗建築の静謐さが際立つ。
法堂天井の「四季百花草図」(狩野安信筆)
四季の草花が精緻に描かれた華やかな天井画。
前田家・織田家ゆかりの石廟
前田利長・利家、織田信長・信忠らの石廟が並ぶ。
新薬師寺は、奈良市にある奈良時代創建の古刹で、「薬師如来」と「十二神将」で特に有名なお寺です。国宝の本堂と迫力ある仏像群が見どころです。
山号:日輪山(にちりんざん)
宗派:華厳宗(けごんしゅう)
「秋篠山 西大寺」とは、奈良県奈良市にある 西大寺(さいだいじ) のことで、古くは山号を 秋篠山(あきしのさん) と呼びました。現在は 勝宝山(しょうほうざん) を山号としています。
所在地:奈良県
宗派:法相宗(ほっそうしゅう)の大本山
本尊:薬師三尊(やくしさんぞん)
中央:薬師如来
左右:日光菩薩・月光菩薩
所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
世界遺産:「古都奈良の文化財」の構成資産の一つ
奈良を代表するお寺の一つで、中国(唐)から来日した高僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が開いた寺院です。日本に正しい戒律(僧侶の守るべき規則)を伝えたお寺として知られています。
所在地:奈良県奈良市五