東大寺式伽藍は、奈良時代の国家仏教が最も力を持っていた時期に成立した、巨大寺院のための特別な伽藍配置です。薬師寺式(双塔式)をさらに発展させ、塔の位置が大きく変化していく点が特徴です。
以下、検索で確認できる史料に基づきながら整理します。
東大寺式伽藍の特徴(双塔が金堂の前に立つ)
東大寺式は、薬師寺式の「金堂の左右に塔がある」構成をさらに発展させ、中門と金堂の間に双塔を置くという壮大な伽藍配置です。
基本構成(南→北)
- 南大門
- 中門
- 東塔・西塔(双塔)※中門と金堂の間に立つのが特徴
- 金堂(大仏殿)
- 講堂
- 回廊が全体を囲む
特徴
- 双塔が前面に立つため、伽藍の正面景観が非常に壮大
- 塔は推定70m級の七重塔で、日本史上最大規模
- 金堂(大仏殿)が中心で、塔はその前に儀礼的に配置される
- 国家寺院としての威信を示すための構成
意義
- 奈良時代の国家仏教の象徴
- 薬師寺式の発展形であり、視覚的・儀礼的な意味が強い
- 東大寺式:双塔が金堂の前に立つ、壮大な国家寺院の伽藍
薬師寺式の発展形で、奈良時代の国家仏教の威信を示す建築
新薬師寺は、奈良市にある奈良時代創建の古刹で、「薬師如来」と「十二神将」で特に有名なお寺です。国宝の本堂と迫力ある仏像群が見どころです。
山号:日輪山(にちりんざん)
宗派:華厳宗(けごんしゅう)
「秋篠山 西大寺」とは、奈良県奈良市にある 西大寺(さいだいじ) のことで、古くは山号を 秋篠山(あきしのさん) と呼びました。現在は 勝宝山(しょうほうざん) を山号としています。
所在地:奈良県
宗派:法相宗(ほっそうしゅう)の大本山
本尊:薬師三尊(やくしさんぞん)
中央:薬師如来
左右:日光菩薩・月光菩薩
所在地:奈良県奈良市西ノ京町457
世界遺産:「古都奈良の文化財」の構成資産の一つ
奈良を代表するお寺の一つで、中国(唐)から来日した高僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が開いた寺院です。日本に正しい戒律(僧侶の守るべき規則)を伝えたお寺として知られています。
所在地:奈良県奈良市五