来迎二十五菩薩

来迎二十五菩薩(らいごう にじゅうご ぼさつ)は、阿弥陀如来が人を迎えに来るときに一緒に現れる、25人の菩薩たちのグループです。
極楽浄土へ導く“お迎えのシーン”を担当する、とても美しく心強い存在です。

来迎二十五菩薩とは
阿弥陀如来のお迎えチーム
浄土教では、人が亡くなるとき、阿弥陀如来が
観音菩薩・勢至菩薩を中心に、25人の菩薩を引き連れて迎えに来る
と説かれています。
この“お迎え”を「来迎(らいごう)」と呼びます。
来迎二十五菩薩は、
「苦しみから離れ、安心の世界へ行けるように寄り添う存在」
として描かれます。

どんな菩薩たちなのか
25人の菩薩は、それぞれが違う役割や表情を持っています。
- 楽器を奏でる菩薩
- 花を散らす菩薩
- 光を放つ菩薩
- 蓮の台を持つ菩薩
- 優しく手を差し伸べる菩薩
など、“安心して旅立てるように”という気持ちを表す動きが多いのが特徴です。
特に有名なのが、
- 観音菩薩(慈悲)
- 勢至菩薩(智慧)
この二人が阿弥陀如来の左右に立ち、中心となって導きます。

来迎二十五菩薩は、絵画や彫刻で「来迎図」として表されます。
そこでは、
- 音楽を奏でながら
- 花びらを散らしながら
- 柔らかい光に包まれながら
- 雲に乗って優しく降りてくる
という、とても美しく穏やかな場面が描かれます。
これは、
「死は恐ろしいものではなく、安心の世界への旅立ち」
というメッセージを伝えるための表現です。

来迎二十五菩薩は、次のような象徴を持っています。
- 恐れを和らげる
- 心を落ち着かせる
- 安らぎを与える
- 極楽への導きを表す
- 阿弥陀如来の慈悲の広がり
つまり、
“最後の瞬間まで寄り添ってくれる存在”
として信じられてきました。

来迎二十五菩薩は、
“阿弥陀如来と一緒に、優しく迎えに来てくれる25人の菩薩たち”
という、とても分かりやすい存在です。

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